王将戦第2局の対局中、評価値を随時更新します。
盤面や棋譜は、下記の中継や日本将棋連盟ライブ中継をご活用ください。
(有料中継・盤面あり)
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以下の評価値は「水匠5」を使用しており、1手5秒設定で解析しています。
第3局の戦型は雁木
15手目あたりまで、後手羽生九段の選択に注目が集まりました。振り飛車にもできる布陣でしたが、雁木に落ち着きました。
第1局は角換わり、第2局は相掛かりでしたが、第3局は雁木。羽生九段としては後手ながらも柔軟に対応している序盤戦です。このままご自身のペースに引き込むことができるでしょうか。
1日目10時の評価値
☗藤井聡太王将
☖羽生善治九段
1日目10時30分(おやつタイム)の評価値
☗藤井聡太王将
☖羽生善治九段
25手目までの形勢です。1日目10時30分にしては早い進行ですが、現代将棋では珍しくありませんね。
1日目12時の評価値
☗藤井聡太王将
☖羽生善治九段
33手目までの形勢です。評価値は互角ですが、盤面は駒が2つぶつかっており、かなり熱いです。
1日目16時30分の評価値
☗藤井聡太王将 残り約4時間20分
☖羽生善治九段 残り約5時間20分
47手目の形勢です。評価値はまだまだ互角ですね。
1日目18時（封じ手）の評価値
☗藤井聡太王将 残り約4時間
☖羽生善治九段 残り約4時間20分
封じ手時点では互角。タイトル戦ですし、当然でしょうか。
まだ終局まで道半ば。明日も目が離せません。
2日目9時 封じ手開封 9時30分の評価値と残り時間
☗藤井聡太王将 残り約3時間30分
☖羽生善治九段 残り約4時間20分
2日目が始まりました。封じ手は大方の予想通りです。
2日目 12時の評価値・形勢～先手有利へ
☗藤井聡太王将 残り約2時間50分
☖羽生善治九段 残り約2時間30分
形勢は先手に傾き始めました。
あくまでもAIの評価値、形勢です。後手の羽生九段はどのように感じているでしょうか？
意外と悪くないと感じているかも知れませんし、藤井王将が苦しいと感じている可能性もあります。
もちろん後手に形勢が傾くことも十分あり得る形勢です。午後の対局も見守りましょう。
終局 16時10分 評価値・形勢の推移～藤井曲線
50手目を過ぎたあたり（2日目午後12時）に評価値/形勢は藤井王将側に傾き始めました。藤井王将はそのまま有利を拡大し、16時10分、羽生九段が投了しました。
図の途中3つの黄色い点があります。この点はAIが疑問手かも？と判定した手です。
ただ人間的には、疑問手ではなく羽生九段が放った勝負手となります。
羽生九段としては2日目昼食休憩後あたりには、形勢の悪さを感じており、勝負手を放たざるを得なかったのかもしれません。
一方藤井王将は、着実に一手一手差を拡大する将棋でした。
これで藤井王将2勝1敗、羽生九段1勝2敗です。
第4局も楽しみにしましょう！
